炉の稽古

3月半ばになりますが、寒いです。

そうなりますと、いっそうのこと炉が楽しくなります。釜から湧き立つ湯気に心が和み落ち着きます。外の寒さを忘れるひとときです。

 

昨年より、教室を移転致しました。新教室の設計では、お弟子さんのために茶道稽古の環境を整えたかったので、床の間を設け、炉を切りました。数奇屋大工さんによる茶室が完成しました。それまでは置炉の稽古でした。同じ指導内容ですが、やはり、置炉とは違います。お弟子さんも喜んで稽古してます。茶室で稽古できることに運がよかったと思っているような気がします。事実です。頑張って、教室移転してよかったと心より思います。