花のある暮らし

夏の花ヒマワリのフラワーアレンジメント
花のある暮らし · 2022/07/31
いよいよ8月を迎える頃です。連日の酷暑のため、時間軸が摑み難い生活になりがちですね。そうした時に、季節を感じられる題材で演出することが功をなします。例えば、お花です。夏の花と言えば?そうです。「向日葵(ひまわり)」を思い浮かべる方は、多いことでしょう。外に咲くのは大輪の向日葵かもしれませんが、室内用の小ぶりの向日葵をお花屋さんで購入して、花瓶やフラワーアレンジメントで楽しむことができます。今回は、籠に入れるアレンジメントをご紹介します。既に完成したものを花屋さんで販売していることもあります。花材費がかかりますので、ご自身で作成するか?できあがったものを購入するかの違いです。籠の中には、オアシスというスポンジを入れます。予め水をたっぷり含ませて、そのオアシスに花材を挿して固定させていきます。剣山を使う生け花とは違った作風です。空間が少ないのです。そのため、生け花よりは馴染みやすいかもしれません。お時間ありましたら、ご家庭でもお試し下さい。夏を満喫しましょう。

安倍元総理にアガパンサスの花を手向けます
花のある暮らし · 2022/07/10
日本中を震撼させる事件が起きました。2022年7月8日午前中、安倍元総理が奈良市内の街頭演説中に襲撃されて死亡しました。信じられない大事件です。戦前は総理大臣が暗殺される事件が多いかったのですが、現代はあり得ないことです。本当に遺憾です。心からご冥福をお祈り申し上げます。事件現場には献花台が設けられ、地元の人々が花を手向けていることがわかります。名古屋から出かけることは難しいものの、せめてもの気持ちとして花を手向けます。この時期の花にアガパンサスがあります。茎が長い花ですが、花火のような丸い花の姿となるので柔らかい印象となります。Agapanthus(アガパンサス)の由来は、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」から成ります。愛とは男女間に関わらず広く人類愛を意味するのではないでしょうか。安倍元総理の悲報に海外からも悼みの声が寄せられいます。世界中の沢山の方が安倍元総理の死を悼みます。どうか安らかに眠って下さい。今までありがとうございました。アガパンサスの花は、ユリ科に属するので英名ではアフリカンリリーと呼ばれるそうです。花が愛を伝えてくれます。合掌。

お家の生け花で心に潤いを!
花のある暮らし · 2022/05/27
この時期にしては暑い日が続きます。心が疲れそうな時にこそ、花のエネルギーを取り入れてみましょう。花のある生活は、暮らす人の心を和ませる効果があります。花は心に灯を与えてくれます。コロナ禍で生活が変化していきました。人と人との交流も変わりました。SNSで繋がることもよいのですが、造花ではなく生花との語らいにより、花からのメッセージを受け取ることができるかもしれません。教室では、時代に対応したオンライン生け花講座を用意してます。花器と剣山がなくても大丈夫です。小さな花瓶を使うミニチュアの一輪挿しのイメージです。難しく構えないで、まずは楽しむことから始めましょう。オンライン生け花講座は、水・木・金曜日の開催です。お家から参加できますので、忙しい方へはお勧めです。花材は予め用意していただくのですが、入手方法は相談に応じます。あまりご負担にならない程度で楽しく花と語り合いながら、お部屋に飾ることで心が癒されていきます。花の名前も覚えるので楽しみが増えます。そして、続けるうちにヒーリング力も高まります。花のある毎日は健康となります。ぜひお試し下さい。

生け花でスピリチャルな日々をどうぞ
花のある暮らし · 2022/05/08
花のある生活は、暮らす人の心を和ませる効果があります。コロナ禍により、人と人との付き合い方が変化していきました。お祝い事や記念日に花を手渡しする場面も少なくなりましたが、心は失われていないことがわかります。花を通じて、心を伝えることができるのです。心は目には見えません。そのため、何かしら形にしたいならば、花束やメッセージカード等がわかりやすいことでしょう。相手を思いながら行動に移すことは時代が変わっても大切にしていきたいものです。一方では、自分自分のために、花を飾ることもお勧めします。花束にしなくても、一輪挿しでも大丈夫です。花の取り合わせは習った方が間違いが少ないと言えますが、まずは楽しむことが大事です。当教室では、稽古での対面式の他に、オンライン生け花講座(水・木・金曜日)を設けています。お家から参加できますので、忙しい方へはお勧めです。花と語り合いながら、お部屋に飾ることで心が癒されていきます。花の名前も覚えることができるので、楽しみが増えます。ヒーリング力も高まります。心を休めることでリラックス効果が期待できます。花との暮らしで健康的な生活をお過ごし下さい。

オンライン生け花教室~お家から参加できます
花のある暮らし · 2022/05/04
生け花教室と聞くと、何かしら敷居が高そうなイメージかもしれません。そういう時代もありましたが、今は身近にお花を感じて楽しむ時代です。花の種類も増えてきました。洋風の花が出回っているので、日本家屋ではなくとも、マンションなどの洋間に似合う花材で生けることができます。当教室では、遠方や忙しい方へも花を身近にしてもらえるように、オンライン生け花講座を設けています。お家から参加できますので、忙しい方へはお勧めです。大きな花にはなりませんが、お部屋に飾ることで癒されていきます。花の名前も覚えることができるので、楽しみが増えます。ヒーリング力も高まります。どうぞ、花のある生活を取り入れてお過ごし下さい。

正月の生け花を準備
花のある暮らし · 2021/12/29
年の瀬も迫まり、正月の準備に追われるこの頃です。池坊の正月花の稽古がございます。ただし、巷では、新しい型のウィルスの脅威に警戒が続いています。どうやらオミクロン株が他国では猛威を振っているようです。国内感染についても、連日のように報道されていますので、帰省や冬休みの旅行にも制約される不自由があります。コロナ禍が収束したと思いきや、まだまだ油断を許さないようです。そうは申しましても、節目として大事な行事がございます。生け花では、年末の今の時期に正月花の稽古をします。通常の稽古日とは別に正月花用の稽古日を設けます。そのため、生け花教室の先生は、年末は大忙しです。残念ながらコロナ禍のため、昨年から正月花の稽古を中止してますが、毎年恒例として年末に自宅で稽古をしていました。写真は、お弟子さんの作品です。竹筒を用意しました。普段とは異なる生けこみなので、楽しみもあります。当たり前のようにしていた正月花の稽古ですが、とても貴重な時間でありました。

クリスマスの花で季節を楽しむ
花のある暮らし · 2021/12/22
年の瀬が近づいてまいります。先週末には名古屋でも雪がちらつき、寒さが堪えるほどです。日中は暖かい時がございますが、街中は忙しく感じられます。当教室の年内最後の稽古が終了致しました。無事に年末まで過ごせたことに感謝致します。今月は、行事に関した稽古内容でした。例えばクリスマス花や正月行事を扱います。本来は、年末の稽古日を設けて正月花を行っていましたが、コロナ禍による影響で中止しました。ちなみに、クリスマスの花材では、サンゴ水木を使って壮大な仕上がりとなりました。とても大きな枝を仕入れたので、私もお弟子さんも驚きのあまり、写真に収めるのを忘れるほどです。素朴なことですが、一緒に楽しみながら稽古してます。花は、皆で楽しめるのがよいですね。稽古で使った花材は、ご自宅へ持ち帰っていただき、再現します。できれば稽古の当日に自宅で生けて飾るように指導してます。記憶がある間に再現すると、上達していきます。単純なようですが、実は理に叶ってます。逆に、難しいのは続けることとなります。忙しい現代社会に、ひとつ事を続けるのは、いかに困難であるのかです。やれることには、限界があります。選択が難しいです。

花を飾る楽しみ
花のある暮らし · 2021/11/08
朝晩の冷え込みがあり、少しづつ秋を感じるようになってまいりました。今日の名古屋は、風が強いです。街路樹が揺れる様子に、樹木の逞しさに圧倒されます。足元が根付くということでしょうか。しっかりと大地に根を張っているから、倒れません。なるほど、人間もそうあれねばならないと悟りました。外出先ではついつい、花屋へ寄ってしまいます。明るめの花を選びました。レモンイエローのオンシジュウムと赤紫のドラセナです。花瓶にすっと挿すと、ぱぁ~と華やかになります。やはり生の花はよいです。生命が宿っています。色々と話かけると返事がきます。気のせいかもしれませんが、楽しいものです。我が家へ来てくれてありがとうから始まります。お試しあれ。

花のある生活
花のある暮らし · 2021/11/05
11月に入り、穏やかな季節を迎えています。今年は、暑い日が長かったので、その分も夏が続いているかのようでした。ようやくコロナ禍も収まりつつあります。すこしづつ落ち着き始めました。ふと気が付けば、今年も終わりが近づいているではありませんか?信じられません。今年はコロナ禍やオリンピック、選挙等の大きな出来事が多かったです。めまぐるしく、実に早い1年でした。これから片づけることは沢山ございます。そのため、年内にやっておくことを箇条書きにしています。小刻みの時間で忙しくしているのですが、なかなか追いつきません。しかし、こうした時にこそ、花を愛でる時間が大切です。何気ない花たちが、我が家に一緒にいます。花の色や形や長さをバランスよく整え、あとは花材に似合う花瓶に挿して飾ります。そして、花に向かって話しかけてあげると喜びます。元気になっていきます。気のせいでしょうか?そうかもしれません。気のせいでしょうか?元気に見えるなら、元気なのです。笑っているように見えるなら、笑っているのかもしれません。他愛もないことですが、そのような遊び心をもった余裕のある生活も面白いものです。

生け花の効用~愛犬の供養花に孔雀草
花のある暮らし · 2021/09/16
花を飾ると、室内を明るく彩る効果や心を落ち着かせることに役立ちます。花からのエネルギーは心地よいものです。また、量が多すぎると逆効果です。花が競合したり、受け取る人間の方が疲れたりします。そのため、バランスが大切となります。教室では技術的なことだけではなく、花の効用についてもお話してます。お弟子さんからするとウンザリ?かもしれませんが、根気よくお話してます。時々は参考になっているようです。なにしろ、世代が違います。感覚が違うのです。私は幼少の頃から、花のある生活を過ごしてまいりました。当時はそれが普通と受け止めていましたが、実はそうではなかったようです。父親に散歩に連れられた際、野草をよく見つけました。画像の花は、孔雀草といいます。孔雀が羽を広げたように大きく広がる様から名付けられました。このような素朴な花がアチコチに咲いてました。花屋で孔雀草に目が止まったので購入して愛犬のお供えにしてます。花が好きな子たちでしたので、喜んでいると思います。犬でありましたが家族と同じです。個別化されています。沢山の愛情を我々家族にくれました。今でも愛を感じます。ふと父親の記憶を懐かしく思い出しました。

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